訪れた店舗に好印象を持つときは何に心惹かれることが多いのだろうか。
始めて入ってみる店舗は、まず外観に何か惹かれるものを感じているのだと思う。
それは色合いであったり造形的なものだったりする。
次に店舗の中に入ってからは、商品のレイアウトが洒落ているとかもある。
とくに商品のラインアップが自分の望むものとピタリと合っていると、店長さんの人柄まで分かるような気がしてしまう。
また、その店舗の家具も秘かに影響しているかもしれない。
店舗に使われている家具は、音楽で言えばその曲のベースになる部分である。
それ自体は表面立って目立ってはいけないが、ベースがどんな音、リズムを奏でるかによって曲の雰囲気が決まってくる。
店舗の家具も同じだ。
店の表現したいウリを代弁させるようなものを使ってお客に陰ながらアピールをして、商品を目立たせるものでなくてはならない。
その店舗のオーナーの好みもまた家具には反映されていることがある。
でもあまりそれが強くなると嫌味になる。
喫茶店は最もオーナーの趣味があらわれる店舗だろう。
どの店をのぞいてみても何かしらその店舗のオーナーの好みが見て取れるような家具や品がならんでいたりする。
南国風の籐の椅子がある店。
壁には現地のお面が並べられ、棚にはそれらしい南方の置物があったりする。
クラシック音楽の流れる店舗は家具もレトロ調で統一されていて、壁には世界の名画のレプリカがかけられる。
フィギュアが好きな人の店には辺り一面隙間なくフィギュアが飾られている。
でもあまりそれが目立つ店は入りづらい。
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